今回は、ドイツの就活で一般的に求められる書類や資格について – 2020年春現在の情報です。
出願時に求められる書類
もちろん、出願先の会社・ポジションによって違うけれど、多くのケースで求められる書類について;
- Arbeitszeugnis / Employers’ references
前の記事でも書いたけれど、就職(インターン含む)経験のある場合、通常、は推薦状が求められます。イギリスやオランダではそこまででもないけれど、ドイツは添付してないとわざわざ督促が来るくらい。ちなみに、”references”というと、(1)推薦状 と (2)元上司など、人柄やスキルを証明してくれる人たちの名前と連絡先リスト の2つのケースが考えられるけれど、ドイツの場合、ほとんどが前者です。
- Education and training certificates (school certificate, college grade statistics Bachelor and Master)
certificateと書かれていたので、卒業証明書を添付して出願したら、何度か違うって連絡が来たことがあります… 成績証明書のこと、普通、イギリスでは transcripts って呼ぶんだけど、ドイツでは(成績証明書を出願時に提出するのが一般的だからか?) “degree certificates”って書かれていても、成績証明書を提出するのが普通らしい。ちなみに、卒業がまだの場合は、”certificate of enrollment (在学証明書)”も併せて提出を求められることがあります。
Vorabzustimmung ― German work permit / visa
インターネットで調べると”working permit (労働許可証)”は VISA(査証) と違うんだ~って書いてあるサイトもあったし、応募した某企業のHRからは、日本人だって伝えてあったのに、選考を進めるために”work permit”を提出するよう連絡が来たので… 別物でpermitは自分で内定貰う前に入手しなきゃいけないのか?と思ったのですが、German Visa Application Centre によると「書類は2種類だけど、同時に申請・発行されるので同じもの」で、企業からの内定通知がないと入手できないことが分かりました。
確認先は、German Visa Application Centre @London
ちなみに、企業からの”内定通知遺書“のことはドイツ語で “Vorabzustimmung” と言います。 A work permit / visa 申請時には、コピー不可、原本が必要になるので注意。また、これらは「ドイツの雇用者側が本人に代わって申請すべき」とのことなので、もし、(企業側がnon-EU従業員のためのビザ申請に慣れていなくて)求められた場合は、企業にやってもらうよう説明しましょう。
一応。Residence permitはこれらの書類不要だし、個人で申請するものです。
今日の英語
- new kid on the block
そのグループや組織の新入り(たち)のこと。VOGUE UK版のコスメランキングのカテゴリでも”Long seller”, “New kid on the block” etc.って書かれてました。
- cost the eart
高額な料金、コストを払うこと。今はコロナでキャンパスのカフェも閉鎖されているけれど、大学のカフェでこんな表記もありました。